自分の人となりを知ってもらうのに書き添えたいことや、応募にあたっての決意、熱意などを伝えるのにも有効である。
また応募先の企業が、どんな性格の人を欲しがっているかを推察して、その点をアピールする場合にも効果的である。 たとえば、行動力、活動力、体力などを持ったタイプの人を募集している企業には、日頃から、山や海をとびまわっているなど、アウトドア活動の実績やスポーツ活動の実績を強調したり、落ち着いて集中するタイプの人を募集していた場合には、個人的に、生涯をかけて取り組んでいる研究課題のことを書いたり、さらに社会性を重んじる企業へは、地元での自治活動やボランティア活動を書くことにより、効果的な自己紹介書を作ることができる。
家庭環境に触れる場合もある。 「私は厳格な両親に育てられ、社会人としてのマナーを叩き込まれました」のような文である。

さらに「ふだんから御社に応募したくて、その機会を探していたところ、今回の募集記事をみて、さっそく応募させていただきました」のような例もある。 つまり自己紹介書を通じて、採用担当者により多くの判断材料を与えて、入社に対しての熱心さを感じてもらうための書類である。
履歴書作成の。 ていねいさ、気配り度合いは、「御社に入社したい」という熱意の表れとみられる。
反対に雑な履歴書は、入社の意志が弱く、多くの企業に応募している人が、ついでにわが社にも応募してきたのだろうくらいにみられてしまう。 そう感じさせないように、まず履歴書は自筆で、ていねいに書くことである。
IT技術関連の業界など一部の企業では、パソコン利用の履歴書を認めているが(インターネ。 ト利用のケースもある)、ほとんどの企業は、パソコンで書いた履歴書を嫌う。
なぜ嫌うかというと、自筆をみたいのである。 字がきれいか(これもビジネス能力の一つ)、ていねいに字を書いているか(いい加減な続け字は、かなり印象を悪くする)、慎重に書いているか(履歴書一つに誤字脱字があるのであれば、仕事上でも間違いを起こすタイプとみなされる)、理解できるように書いてあるか(長い空白期間があると、その期間は何をしていたのか不明)、そして全体に信用性の高い履歴書か、などがチェックを入れる。
間違えたら書き直すこと。 決して修正液などを塗って直さないこと。

第一、正式なビジネス文書に、修正液での訂正は許されないものである。 「あ、この人はビジネスの決まりを知らないな」と思われてしまう。」

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